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DAISHI DANCE&MITOMI TOKOTO project. Limited Express [音楽感想]


PARTY LINE

PARTY LINE

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: urban sound project.
  • 発売日: 2011/06/01
  • メディア: CD


~YOU TUBE の本人のコメントより抜粋~

AISHI DANCEの新しいプロジェクトの
海外輸出名義Limited Express.に
盟友MITOMI TOKOTOが加入。
DAISHI DANCEが自身のDJ用に密かに
制作していたダンスフロアで即戦力になる
最新鋭ハウストラックをMITOMI TOKOTOが
REMIX的な手法でビルドアップする新ユニット。
今までと違った解釈で展開される
メロディーワークが融合した
最新鋭のアッパートラックが満載!

と、本人名義のコメントがありますが、
具体的な特徴が分かりにくいです。
などとオヤジくさい文句を言ってますが、
結構気に入っています。

女性ヴォーカルをメインに据えた
2 BACK TO FIND YOU 、
4 DON'T LEAVE WITHOUT ME 、
6 COME AND RESCUE ME 、
10 I BELIEVE 2011 などは、
J-Pop寄りだが、
なじみやすいメロディーラインと、
主旋律に絡むキーボードが秀逸で、
ビートに乗りながらも哀愁味がいい味出してます。

インストでは
フロア仕様のグルーヴ感がたまらない
5 PIANO@ARENA 、
8 THAT IBIZA TRACK 、
サックスをメインに据えた
7 SAX@ARENA
など、
こちらも充実作が揃ってます。

個人的価値価格 1600円。
どの曲も楽しめました。
これは好盤です。
きっとアマゾンあたりでも高評価だろうなと
チェックしてみると・・・
ぎゃー!
http://www.amazon.co.jp/DAISHI-MITOMI-project-Limited-Express/dp/B004LZS700

CD2は、収録曲を使用したMix版で、
収録曲はだいたい同じだが、
曲順とアレンジが大分違って、
こっちの方が好みの人もいるでしょう。


↓CM


↓BACK TO FIND YOU


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狐と香辛料~CRYSTAL FIGHTERS / STAR OF LOVE [音楽感想]

CRYSTAL FIGHTERS / STAR OF LOVE

star of love

star of love

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ケイエスアール
  • 発売日: 2011/02/23
  • メディア: CD


フランスの人気レーベル・キツネから
期待の新星・クリスタル・ファイターズが登場。

彼らの特徴は、
キツネ・レーベルらしいキビキビなダンス感に
スペイン民族音楽が絶妙な香辛料として、
機能している点だ。
これが、彼らのユニークな持ち味となっている。

絶妙な香辛料となっているのは、
スペインの民族音楽・バスクで使われる
専用の木琴や縦笛などで、
随所に散りばめられて、
彼ららしい空気を作り出している。

でも、グっとくる曲が少ないのが残念ポイント。
シングルヒットした 2曲目「Xtatic Truth」、
それに 5曲目「Plage」、6曲目「At Home」くらいか、
あとはもう少しがんばりましょう状態。

個人的価値価格 700円。
いいキャラしているんだから、のびしろはまだまだある。


↓XTATIC TRUTH


↓PLAGE


↓At Home


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ビバ!トロピカリア!~RED HOT + RIO2 [音楽感想]


Red Hot & Rio 2

Red Hot & Rio 2

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Kela - Krossover
  • 発売日: 2011/06/28
  • メディア: CD


エイズ撲滅を目的としたチャリティーコンピ
RED HOT シリーズ。
その中でも特に人気があったのが、
RED HOT+RIO(1996)で、
本作はその第二弾と言うことらしい。
人気が出れば二匹目のドジョウ、
映画でもゲームでもコンピでも第二弾となる訳だ。

この第二弾だが、やけに評判がいいのだ。
レビュアーたちが、こぞって褒め称える。
第一弾を聴いた訳でもないし、
テーマとなっているトロピカリアも全然知らないが、
聴いてみる気になった。

ちなみにトロピカリアというのは、
1960年代後半にブラジルの若者の間で起こった
ヒッピー・ムーブメント / 革新運動のことで、
ロックなどの海外音楽を大胆に取り入れ、
ブラジル音楽界に全く新しい風を吹き込みました。
カラフルでサイケなサウンド、
奇抜な衣装とパフォーマンス、
強いメッセージ性。
時に政府から制裁を受けながらも、
若者たちの圧倒的支持を得、
時を超えて今なお熱狂的愛好家を増やし続けています。
ちなみに 『RED HOT + RIO 2』 に参加している
BECKも熱狂的なトロピカリア・チルドレンとして有名。
(以上、元ネタはHMVからです、すいません)
http://www.hmv.co.jp/news/article/1106090069/


ブラジルといったら、
サンバやボサノヴァくらいしか知らない自分にとって
トロピカリアなるジャンルは初めてだが、
第一印象は・・・イマイチだ。
しかもかなり。
ブラジルって言うと、
勝手にサンバみたい情熱全開ダンスものを
期待してたので、妙に地味でヘンテコなだけに
聴こえてしまった。

そんなギャップがあったものの次第に慣れ、
スルメ的な味わいを堪能するようになった。
トロピカリアには、ポップでキッチュな
独特の味わいがあり、これがクセになってくるのだ。

例えるなら、
表通りを闊歩するのがサンバ勢なら、
トロピカリアは裏通りにある雑貨店の趣がある。
あっちゃこっちゃで楽しい珍味な魅力に溢れている。

個人的価値価格1700円。

二枚組み全部聴くと、2時間20分ほどになる。
こりゃ、長すぎだわ。
ということで、普段は二枚組の中から
お気に入りを10曲ほど厳選して聴いてます。
これで快適にトロピカリアを楽しめますな。

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冬のチル・ウェイヴ祭・その5・PANDA BEAR / TOMBOY [音楽感想]


Tomboy

Tomboy

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Paw Tracks
  • 発売日: 2011/05/10
  • メディア: CD


アニマル・コレクティブの
中心人物パンダ・ベアの4thソロが発表された。

アニマル・コレクティブは、
ここ数年、世界中でもっとも熱いロックシーンの
N.Y ブルックリンの中でも盟主的存在。
その中心人物たるパンダ・ベアさん。
つまりパンダさんは、世界でもっとも重要な
ロック・アーティストと言えるだろう。
・・・かな?

彼の場合、その音楽の本質は
チル・ウェイブとは別物の気がするが、
チル・ウェイブにカテゴライズされることもあるし、
なによりあのウォッシュド・アウトさんも
パンダさんのことが大好きということで、
今回の「冬のチル・ウェイブ祭」に参加させました。
まあ、ほとんどコジツケだな。

内容としては、大変好評であった前ソロに近い触感。
おだやか&ピースフルなハイトーン・コーラス風味な
ヴォーカルが特徴的で、
アニコレ本隊とは違った桃源郷ポップスを展開。
前ソロ作と同じ路線だが、より聴きやすくなったかな。

アニマル・コレクティブ本隊では、
作品ごとに大きく変異を繰り返すのに対し
ソロ作になると、変化幅は少ない。
普通は逆なんだけど、この辺もアニコレらしい。

曲構成やアレンジ面では
アニコレ本隊では強烈な押しを感じる濃さがあるが、
ソロでは控え目というかスッキリ感がある。

個人的価値価格700円。
ソロ活動も活発で結構ですが、
ソロソロソロでない方もお願いします。
(苦しい・・・)


↓Tomboy


↓Surfer's Hymn


↓Drone


↓Slow Motion


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冬のチル・ウェイヴ祭・その4・WASHED OUT / WITHIN AND WITHOUT [音楽感想]

WASHED OUT / WITHIN AND WITHOUT

Within & Without

Within & Without

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Pid
  • 発売日: 2011/07/19
  • メディア: CD


チル・ウェイヴ最重要アーティスト、
ワッシュド・アウトの
待望の 1stアルバムが登場した。
それは今年の夏だったと思う。

大きな期待を寄せつつも、
期待に答える作品というのは、
稀なことはよく知っている。
むしろ期待した分、余計がっかりすることが多い。
そんな期待と不安の中、聴いた。発売日に購入して、
早速、深夜に部屋で聴いた。

チル・ウェイヴというには、
妙に静かと言うか、深いと言うか、
違和感を感じつつも
まあ、こんなもんかなって感想だった。
それで終わると思っていた。

でも3回目に聴いたとき、
このアルバムが大きく変わった。

空一面、薄い雲に覆われた夏の日、
高速道路を運転していた。
広々とした光景の中、このアルバムを聴いた。

そして音も光景も変わった。

限りなく広がる平和的な音、
それなのに何故か、
これ以上近づくことに躊躇いを感じる。
これ以上進んではならない地平線を感じる。

・・・
やがて車を運転していたことに気付いた。
危険だった。
こんな感触は初めてだった。

深いピースフルな音、
それは意識の裏側へつながる
静寂で危険なな回廊。
個人的価値価格 3200円。


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