ジョージ・ハリソンいっきレビュー [音楽感想]
かつて某ミュージシャンが、
ビートルズの凄さを例えるのに
「ジョンとポールというのは、
ボブ・ディランとブライアン・ウィルソンが
一つのバンドを組んでいたようなもの。」
と語っていた。
なるほどねえ。
分かりやすい例えですね。
でも、ちょっと待てよ・・・
ジョージはどうした!
ジョージはスルーかいな!
しかしビートルズにおける
音楽的なジョージの存在意義って微妙だ。
ジョージはノブ師匠のお気に入りだし、
気になるジョージさんのソロ作品を聴いてみよう。
ほとんどの作品は初めて聴きますが・・・
さて、どういう評価になるのやら。
//------------------
不思議の壁
ソロ初作品となるインスト集。
冒頭からアラブの民族音楽のようなサウンド
二曲目は殺伐とした電子ピアノの調べ
三曲目は得意のインド音楽と
大方のジョージ・ファンにはスルーされそうな内容だが
いいじゃん!
個人的価値価格700円
/----------------------
電子音楽の世界
レトロ・エレクトロ・アンビエントの秀逸作。
夢中になるとか
大推薦とかではないが、このエレクトロなアブストラクト感、面白い。
最近のエレクトロではこうした作品が繁茂しているが、
その元祖とも言うべき作品なのでは?
アポロからの観測者が月面を彷徨っているかのような
異空間に漂っているSF怪奇譚のような感覚を喚起させる。
人は選ぶが、意外といける
時代に早すぎたのだろう
もしこの作品が受けていたら、
その後のジョージの音楽路線はまったく違った方向にいったのかな?
ジョージは自分の意思と言うより
日和見的に自身の音楽路線、
それは自身の人生そのものを決めてしまっているようにも
見えるけど、どうなんだろう?
個人的価値価格900円
//---------------------------
All Things Must Pass
さすが名盤
名曲・好曲がズラリ
三枚目は余計と言うかオマケっぽいが、
それも些細なことと感じさせるほど
ヒア・カンズ・ザ・サンあたりに近い路線
大地あるいは神への賛美を高らかに歌い上げ、
しかもキャッチーなメロディーに乗せているのが秀逸
個人的価値価格2800円
//---------------------------------
Living in the material world
アビーロード、オール・・・路線を踏襲
オール・・・ほどではないにしても
全体に高水準
個人的価値価格1000円
//--------------------------------
ダークホース
アジアン(インド?)テイストのジャケ絵が印象的
アップテンポ、力強さ、ロックっぽさが増すもジョージらしさも健在
活気のあるかんじ
変化がうまくいってる点を評価
個人的価値価格1100円
//--------------------------------
エキストラ・テクスチャー
ジャケットはダサい
情緒的な曲が増えた
this guitar は while my guitar のパクリ?
スローバラード系が多いっぽいが、ややダレる?
個人的価値価格500円
//--------------------
33 & 1/3
元気な楽曲が増えたが、曲のクオリティーは少々低いかも
そんなに悪くはないが
個人的価値価格600円
//--------------------
ジョージ・ハリソン
原点回帰?
ジョージらしい優しい感じのサウンド
個人的価値価格800円
//-------------------
somewhere in england
楽曲的にイマイチ、いま一つ
つまらん曲が多い
香港ブルースは細野ハーリーで聴いたことがあるのでなつかしい
なんか全体的なコンセプトがありそうで、うまくいってないような
個人的価値価格300円
//-------------------
ゴーン・トロッポ
けっこういい
従来のフォーキーより
バラエティに富んでてあげあげポップ調で楽しい作品
当時の音に影響されたのか?
ちょっと後期のビーチボーイズっぽい?
個人的価値価格1100円
//----------------------
クラウド9
従来のスタイルとかしがらみから突き抜けた感がある
テーマとかトータル性とかあれこれ考えず、好きなものをどんどん入れていった様な
ジョージが生き生きしている、楽しそうに演奏している
個人的価値価格900円
//-----------------------------
ブレイン・ウォッシュ
ヴォーカルスタイルを含めて
今までになく
バラエティーがあって楽しめる。
1曲目はすっかりディラン調
3曲目Pisces Fish の低めで平坦なヴォーカル
5曲目での悲しげで切々と歌ったり
ライジング・サンのような、悲しくも美しい曲風が印象に残る。
個人的価値価格900円
ビートルズの凄さを例えるのに
「ジョンとポールというのは、
ボブ・ディランとブライアン・ウィルソンが
一つのバンドを組んでいたようなもの。」
と語っていた。
なるほどねえ。
分かりやすい例えですね。
でも、ちょっと待てよ・・・
ジョージはどうした!
ジョージはスルーかいな!
しかしビートルズにおける
音楽的なジョージの存在意義って微妙だ。
ジョージはノブ師匠のお気に入りだし、
気になるジョージさんのソロ作品を聴いてみよう。
ほとんどの作品は初めて聴きますが・・・
さて、どういう評価になるのやら。
//------------------
不思議の壁
ソロ初作品となるインスト集。
冒頭からアラブの民族音楽のようなサウンド
二曲目は殺伐とした電子ピアノの調べ
三曲目は得意のインド音楽と
大方のジョージ・ファンにはスルーされそうな内容だが
いいじゃん!
個人的価値価格700円
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電子音楽の世界
レトロ・エレクトロ・アンビエントの秀逸作。
夢中になるとか
大推薦とかではないが、このエレクトロなアブストラクト感、面白い。
最近のエレクトロではこうした作品が繁茂しているが、
その元祖とも言うべき作品なのでは?
アポロからの観測者が月面を彷徨っているかのような
異空間に漂っているSF怪奇譚のような感覚を喚起させる。
人は選ぶが、意外といける
時代に早すぎたのだろう
もしこの作品が受けていたら、
その後のジョージの音楽路線はまったく違った方向にいったのかな?
ジョージは自分の意思と言うより
日和見的に自身の音楽路線、
それは自身の人生そのものを決めてしまっているようにも
見えるけど、どうなんだろう?
個人的価値価格900円
//---------------------------
All Things Must Pass
さすが名盤
名曲・好曲がズラリ
三枚目は余計と言うかオマケっぽいが、
それも些細なことと感じさせるほど
ヒア・カンズ・ザ・サンあたりに近い路線
大地あるいは神への賛美を高らかに歌い上げ、
しかもキャッチーなメロディーに乗せているのが秀逸
個人的価値価格2800円
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Living in the material world
アビーロード、オール・・・路線を踏襲
オール・・・ほどではないにしても
全体に高水準
個人的価値価格1000円
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ダークホース
アジアン(インド?)テイストのジャケ絵が印象的
アップテンポ、力強さ、ロックっぽさが増すもジョージらしさも健在
活気のあるかんじ
変化がうまくいってる点を評価
個人的価値価格1100円
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エキストラ・テクスチャー
ジャケットはダサい
情緒的な曲が増えた
this guitar は while my guitar のパクリ?
スローバラード系が多いっぽいが、ややダレる?
個人的価値価格500円
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33 & 1/3
元気な楽曲が増えたが、曲のクオリティーは少々低いかも
そんなに悪くはないが
個人的価値価格600円
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ジョージ・ハリソン
原点回帰?
ジョージらしい優しい感じのサウンド
個人的価値価格800円
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somewhere in england
楽曲的にイマイチ、いま一つ
つまらん曲が多い
香港ブルースは細野ハーリーで聴いたことがあるのでなつかしい
なんか全体的なコンセプトがありそうで、うまくいってないような
個人的価値価格300円
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ゴーン・トロッポ
けっこういい
従来のフォーキーより
バラエティに富んでてあげあげポップ調で楽しい作品
当時の音に影響されたのか?
ちょっと後期のビーチボーイズっぽい?
個人的価値価格1100円
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クラウド9
従来のスタイルとかしがらみから突き抜けた感がある
テーマとかトータル性とかあれこれ考えず、好きなものをどんどん入れていった様な
ジョージが生き生きしている、楽しそうに演奏している
個人的価値価格900円
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ブレイン・ウォッシュ
ヴォーカルスタイルを含めて
今までになく
バラエティーがあって楽しめる。
1曲目はすっかりディラン調
3曲目Pisces Fish の低めで平坦なヴォーカル
5曲目での悲しげで切々と歌ったり
ライジング・サンのような、悲しくも美しい曲風が印象に残る。
個人的価値価格900円
まるで時間がないから、スーパー一言レビュー2011 [音楽感想]
Akron/Family / S/T Ⅱ: The Cosmic Birth And Journey Of Shinju TNT
合いそうで、気の合わないオヤジたち、てなかんじ?
個人的価値価格200円。
Audiofly / Follow My Liebe
プログレッシブテクノ+ダブステップ!
不気味なカタツムリみたいでクセになる。
個人的価値価格1400円。
British Sea Power / Valhalla Dancehal
あんまり聴かなかった。
個人的価値価格300円。
Busy P & Di Mehdi / Ed Banger Records
まずまず楽しい。
個人的価値価格600円。
Death Cab For Cutie / Codes And Keys
ホロ苦さ、甘酸っぱい。
らしくていいんじゃない。
個人的価値価格700円。
Duran Duran / All You Need Is Now
アイドル時代から、ずっと聴いてます。
個人的価値価格800円。
Eccy / Flavor Of Vice EP
ダブステップ+EP。
個人的価値価格600円。
Fleet Foxes / Helplessness Blues
田園度は、ますますUP!
個人的価値価格800円。
Haruomi Hosono / HoSoNoVa
ハーリー元気です。
ハーリー流レイドバック感が素敵。
個人的価値価格1300円。
The Horrors / Skying
前作は個人的年間一位。
本作も悪くはないが・・・。
個人的価値価格600円。
Hotflush Recordings
ダブステップのコンピもの。
個人的価値価格900円。
James Blake
分からん。
まるっきりつまらない。
残念!
個人的価値価格100円。
The Jezabels / Prisoner
女U2 現る!
個人的価値価格800円。
Justice / Audio, Video, Disco
まだあまり聴いてない。
個人的価値価格500円。
Mini Mansions / Mini Mansions
あんまりフィットしなかった。
個人的価値価格400円。
Mogwai / Hardcore Will Never Die
叙情路線?
個人的価値価格400円。
Obrint Pas / Coratge
おもろいかと思ったが、ほとんど聴いてない。
個人的価値価格
Owl City / All Things Bright And
前作よりドリーミーに、前作同様クオリティーは高い。
個人的価値価格700円。
Panic At The Disco / Vices & Virtues
ややオトナのロックになったかな?
個人的価値価格700円。
The Psychic Paramount / Ⅱ
アニコレ+キングクリムゾン!
個人的価値価格1300円。
Radiohead / The King Of Limbs
分からん。
無念。
個人的価値価格100円。
Rafven / Svensk Kultur
試聴の時は面白かった。
個人的価値価格400円。
Ramadanman / Fabriclive56
なぜ買ったのか?
謎。
個人的価値価格300円。
Sleletons / People
だめ。
個人的価値価格200円。
Tycho / Dive
エレクトロニカ系チル・ウェイヴ。
個人的価値価格900円。
TV On The Radio / Nine Types Of Light
作品ごとにつまらなくなっているような。
個人的価値価格200円。
SuperHeavy / SuperHeavy
ミック・ジャガー+デイブ・スチュワート。
個人的価値価格900円。
The Subs Decontrol
またこんなの買ってー。
個人的価値価格600円。
The Bloody Beetroots /
Vitalic とは別の意味で、ロッキンエレクトロ。
個人的価値価格 1000円。
合いそうで、気の合わないオヤジたち、てなかんじ?
個人的価値価格200円。
Audiofly / Follow My Liebe
プログレッシブテクノ+ダブステップ!
不気味なカタツムリみたいでクセになる。
個人的価値価格1400円。
British Sea Power / Valhalla Dancehal
あんまり聴かなかった。
個人的価値価格300円。
Busy P & Di Mehdi / Ed Banger Records
まずまず楽しい。
個人的価値価格600円。
Death Cab For Cutie / Codes And Keys
ホロ苦さ、甘酸っぱい。
らしくていいんじゃない。
個人的価値価格700円。
Duran Duran / All You Need Is Now
アイドル時代から、ずっと聴いてます。
個人的価値価格800円。
Eccy / Flavor Of Vice EP
ダブステップ+EP。
個人的価値価格600円。
Fleet Foxes / Helplessness Blues
田園度は、ますますUP!
個人的価値価格800円。
Haruomi Hosono / HoSoNoVa
ハーリー元気です。
ハーリー流レイドバック感が素敵。
個人的価値価格1300円。
The Horrors / Skying
前作は個人的年間一位。
本作も悪くはないが・・・。
個人的価値価格600円。
Hotflush Recordings
ダブステップのコンピもの。
個人的価値価格900円。
James Blake
分からん。
まるっきりつまらない。
残念!
個人的価値価格100円。
The Jezabels / Prisoner
女U2 現る!
個人的価値価格800円。
Justice / Audio, Video, Disco
まだあまり聴いてない。
個人的価値価格500円。
Mini Mansions / Mini Mansions
あんまりフィットしなかった。
個人的価値価格400円。
Mogwai / Hardcore Will Never Die
叙情路線?
個人的価値価格400円。
Obrint Pas / Coratge
おもろいかと思ったが、ほとんど聴いてない。
個人的価値価格
Owl City / All Things Bright And
前作よりドリーミーに、前作同様クオリティーは高い。
個人的価値価格700円。
Panic At The Disco / Vices & Virtues
ややオトナのロックになったかな?
個人的価値価格700円。
The Psychic Paramount / Ⅱ
アニコレ+キングクリムゾン!
個人的価値価格1300円。
Radiohead / The King Of Limbs
分からん。
無念。
個人的価値価格100円。
Rafven / Svensk Kultur
試聴の時は面白かった。
個人的価値価格400円。
Ramadanman / Fabriclive56
なぜ買ったのか?
謎。
個人的価値価格300円。
Sleletons / People
だめ。
個人的価値価格200円。
Tycho / Dive
エレクトロニカ系チル・ウェイヴ。
個人的価値価格900円。
TV On The Radio / Nine Types Of Light
作品ごとにつまらなくなっているような。
個人的価値価格200円。
SuperHeavy / SuperHeavy
ミック・ジャガー+デイブ・スチュワート。
個人的価値価格900円。
The Subs Decontrol
またこんなの買ってー。
個人的価値価格600円。
The Bloody Beetroots /
Vitalic とは別の意味で、ロッキンエレクトロ。
個人的価値価格 1000円。
輝くディスコ・ミュージック~Bob Sinclar & Dimitri from Paris / Knights of the Playboy Mansion [音楽感想]
Bob Sinclar & Dimitri from Paris / Knights of the Playboy Mansion
ボブ・サンクラー & ディミトリ・フロム・パリ / ないつ・オブ・ザ・プレイボーイ・マンション
ダンスミュージック定番シリーズ
「Playboy Mansion」で、フレンチディスコシーンの大御所
Dimitri From Paris と Bob Sinclar が、
がっちり手を組んだディスコ・ミックス共演!
自分はロック分野ならまだしも、ダンス方面はまったく疎い。
そんなんでも面白そうなダンスミックス盤が出ると、
つい手を出してしまう。
作品のよさが分からず仕舞いも多いが、
年に1,2枚大当たりが出現する。
本作がまさにそんな今年の大当たり作。
特に Bob Sinclar が担当した DISC2 は、
今年のアルバムの中でダントツに聴いた作品だ。
その内容はボブ自身のトラックもあるが、
70年代から80年代前半に輝いたディスコの
名ナンバーがズラリと並ぶ。
ボブさん曰く
「今の若い世代に70年代ディスコの
よさを知ってもらいたい。」
すいません。
私はちっとも若くありません。
80S世代ですから。
でも、このアルバムを通じて
70Sディスコのカッコよさを初めて知りました。
ソウルフリャーで、R&Bで、輝いています!
教えてくれてサンクスです!
個人的価値価格 2800円。
今年は、ダブステップやらチル・ウェイヴあたりを
追い掛け回してたけど、
本作品やら STILL CORNERS やら VACCINES など
オールド・スタイルを意識した作品に当たりが多かった、
という印象です。
↓F**k the Disco
↓ GOTTA KEEP DANCIN'
↓San Salvador
ボブ・サンクラー & ディミトリ・フロム・パリ / ないつ・オブ・ザ・プレイボーイ・マンション
Dimitri&Bob Sinclar Knights At The Playboy Mansion Mixed by Dimitri From Paris&Bob Sinclar
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: BBQ/Defected
- 発売日: 2011/04/02
- メディア: CD
ダンスミュージック定番シリーズ
「Playboy Mansion」で、フレンチディスコシーンの大御所
Dimitri From Paris と Bob Sinclar が、
がっちり手を組んだディスコ・ミックス共演!
自分はロック分野ならまだしも、ダンス方面はまったく疎い。
そんなんでも面白そうなダンスミックス盤が出ると、
つい手を出してしまう。
作品のよさが分からず仕舞いも多いが、
年に1,2枚大当たりが出現する。
本作がまさにそんな今年の大当たり作。
特に Bob Sinclar が担当した DISC2 は、
今年のアルバムの中でダントツに聴いた作品だ。
その内容はボブ自身のトラックもあるが、
70年代から80年代前半に輝いたディスコの
名ナンバーがズラリと並ぶ。
ボブさん曰く
「今の若い世代に70年代ディスコの
よさを知ってもらいたい。」
すいません。
私はちっとも若くありません。
80S世代ですから。
でも、このアルバムを通じて
70Sディスコのカッコよさを初めて知りました。
ソウルフリャーで、R&Bで、輝いています!
教えてくれてサンクスです!
個人的価値価格 2800円。
今年は、ダブステップやらチル・ウェイヴあたりを
追い掛け回してたけど、
本作品やら STILL CORNERS やら VACCINES など
オールド・スタイルを意識した作品に当たりが多かった、
という印象です。
↓F**k the Disco
↓ GOTTA KEEP DANCIN'
↓San Salvador
コンパクト頂上対決!~THE FIELD / LOOPING STATE OF MIND & GUI BORATTO / III [音楽感想]
THE FIELD / LOOPING STATE OF MIND
ザ・フィールド / ルーピング・ステート・オブ・マインド
GUI BORATTO / III
ギ・ボラット / スリー
ミニマルテクノ名門のドイツ・コンパクト・レーベル。
そのエース格の THE FIELD と GUI BORATTO が、
同時期に新作をリリースしました。
こら、どっちも楽しみや~。
どっちの水があーまいかー。
まず、THE FIELD の 3rd アルバム「LOOPING STATE OF MIND」。
この人のサウンドは確実にミニマルテクノ、
でもロック系のリスナーからも支持されるポップネス、
ミニマル系リスナーからも支持される懐の深さ、
そんなスゴイ特徴がありますが、
そこは今作でもしっかり踏襲されています。
それでいて作品ごとに趣向をガラリと
変えてくるのは、ホトホト感心します。
本作の特徴はなんといっても
有機的でサイケデリックな音つきになったこと。
擬音化すると、ジュァ~ン てな感じのシンセ音で、
ちょっと幻覚感を煽るような
はたまた熱帯雨林を彷徨うな
そんな音つきを前面に出してきた。
最初のうちはイマイチ好きになれなかったが、
と中から慣れて、楽しくなってきた。
とはいえ前作ほどの評価には至らなず、
(てゆうか前作が良すぎ)
個人的価値価格 1100円。
一方の GUI BORATTO の 3rd アルバム「III」。
「ブラジルが生んだテクノジャイアント」なる
キャッチフレーズが印象的だが、
サウンド的にはコンパクト正統派ってかんじの
無機質感たっぷりミニマム・サウンドを展開。
・・・でも欧米勢にはない感性を微妙に感じるような。
特徴的なのは、弦楽器のようなシンセ音。
これが随所に散りばめられて、
音のアクセントととして機能している。
そればかりかサウンド全体に
独特の「ゆらぎ」感を与えている。
そんな「ゆらぎ」にヤラれつつ
その中枢部には冷え切った金属のような
ミニマルテクノ特有の無機質感が
ズシンとそびえ立っている。
そんな音構造は、独特の魅力を発揮しています。
こちらもそこそこ楽しめたので
個人的価値価格 1000円。
どっちも面白かったです。
いい作品です。
でも年間ベスト10入りまでは至らない、
そのくらいの評価です。
・THE FIELD
↓Looping State of Mind
↓Is This Power
・GUI BORATTO
↓Striker
↓The Drill
ザ・フィールド / ルーピング・ステート・オブ・マインド
GUI BORATTO / III
ギ・ボラット / スリー
ミニマルテクノ名門のドイツ・コンパクト・レーベル。
そのエース格の THE FIELD と GUI BORATTO が、
同時期に新作をリリースしました。
こら、どっちも楽しみや~。
どっちの水があーまいかー。
まず、THE FIELD の 3rd アルバム「LOOPING STATE OF MIND」。
この人のサウンドは確実にミニマルテクノ、
でもロック系のリスナーからも支持されるポップネス、
ミニマル系リスナーからも支持される懐の深さ、
そんなスゴイ特徴がありますが、
そこは今作でもしっかり踏襲されています。
それでいて作品ごとに趣向をガラリと
変えてくるのは、ホトホト感心します。
本作の特徴はなんといっても
有機的でサイケデリックな音つきになったこと。
擬音化すると、ジュァ~ン てな感じのシンセ音で、
ちょっと幻覚感を煽るような
はたまた熱帯雨林を彷徨うな
そんな音つきを前面に出してきた。
最初のうちはイマイチ好きになれなかったが、
と中から慣れて、楽しくなってきた。
とはいえ前作ほどの評価には至らなず、
(てゆうか前作が良すぎ)
個人的価値価格 1100円。
一方の GUI BORATTO の 3rd アルバム「III」。
「ブラジルが生んだテクノジャイアント」なる
キャッチフレーズが印象的だが、
サウンド的にはコンパクト正統派ってかんじの
無機質感たっぷりミニマム・サウンドを展開。
・・・でも欧米勢にはない感性を微妙に感じるような。
特徴的なのは、弦楽器のようなシンセ音。
これが随所に散りばめられて、
音のアクセントととして機能している。
そればかりかサウンド全体に
独特の「ゆらぎ」感を与えている。
そんな「ゆらぎ」にヤラれつつ
その中枢部には冷え切った金属のような
ミニマルテクノ特有の無機質感が
ズシンとそびえ立っている。
そんな音構造は、独特の魅力を発揮しています。
こちらもそこそこ楽しめたので
個人的価値価格 1000円。
どっちも面白かったです。
いい作品です。
でも年間ベスト10入りまでは至らない、
そのくらいの評価です。
・THE FIELD
↓Looping State of Mind
↓Is This Power
・GUI BORATTO
↓Striker
↓The Drill
汗かきベソかき青春ロック!~THE VIEW / BREAD AND CIRCUSES [音楽感想]
THE VIEW / BREAD AND CIRCUSES
ザ・ビュー / ブレッド・アンド・サーカシーズ
THE VACCINES、THE STILL CORNERS と
オールド・ロック寄りが続いたけど、
今回のTHE VIEW はどうだろう?
わりかしオールド・ロックっぽい、
70S ぽっい気がするのだが・・・。
本作は「若者の青春汗かきロック」ってところか。
冷やかしてるつもりはないが、
自分の中ではそんなイメージに固定されている。
ただし、そこらの青春ロック連中とは違う。
メロディーセンスが抜群によいのだ。
多くの曲が一度聴けば、すぐに琴線に触れるような
ポップセンス抜群な才能を見せつける
曲がズラリと並ぶ。
これは、そこらのバンドにはできない力量だろう。
ただ、そんな好作連打なのに多くの人が
「前作に比べてポップ化しすぎ」的な
不満を漏らしてる。
自分の場合、これが初めて聞いたTHE VIEW の
作品なので、この手の不満は当然出ないけど、
もし前作に入れ込んでいたら、
やはり不満だったかも知れない。
「前作がよかったから、新作にも同様のモノを期待」は、
当然だし、違った方向になると、
「期待はずれ」→「つまらない」にもよくなる。
良品であってもだ。
「前作期待」が、気持ちの中で余計なのだ。
これは勿体ない話であり、
何かいい解決法はないだろうか?
で、個人的価値価格 800円。
↓Tragic Magic
↓Beautiful
ザ・ビュー / ブレッド・アンド・サーカシーズ
THE VACCINES、THE STILL CORNERS と
オールド・ロック寄りが続いたけど、
今回のTHE VIEW はどうだろう?
わりかしオールド・ロックっぽい、
70S ぽっい気がするのだが・・・。
本作は「若者の青春汗かきロック」ってところか。
冷やかしてるつもりはないが、
自分の中ではそんなイメージに固定されている。
ただし、そこらの青春ロック連中とは違う。
メロディーセンスが抜群によいのだ。
多くの曲が一度聴けば、すぐに琴線に触れるような
ポップセンス抜群な才能を見せつける
曲がズラリと並ぶ。
これは、そこらのバンドにはできない力量だろう。
ただ、そんな好作連打なのに多くの人が
「前作に比べてポップ化しすぎ」的な
不満を漏らしてる。
自分の場合、これが初めて聞いたTHE VIEW の
作品なので、この手の不満は当然出ないけど、
もし前作に入れ込んでいたら、
やはり不満だったかも知れない。
「前作がよかったから、新作にも同様のモノを期待」は、
当然だし、違った方向になると、
「期待はずれ」→「つまらない」にもよくなる。
良品であってもだ。
「前作期待」が、気持ちの中で余計なのだ。
これは勿体ない話であり、
何かいい解決法はないだろうか?
で、個人的価値価格 800円。
↓Tragic Magic
↓Beautiful