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ジョージ・ハリソンいっきレビュー [音楽感想]

かつて某ミュージシャンが、
ビートルズの凄さを例えるのに
「ジョンとポールというのは、
ボブ・ディランとブライアン・ウィルソンが
一つのバンドを組んでいたようなもの。」
と語っていた。

なるほどねえ。
分かりやすい例えですね。

でも、ちょっと待てよ・・・
ジョージはどうした!
ジョージはスルーかいな!

しかしビートルズにおける
音楽的なジョージの存在意義って微妙だ。

ジョージはノブ師匠のお気に入りだし、
気になるジョージさんのソロ作品を聴いてみよう。
ほとんどの作品は初めて聴きますが・・・
さて、どういう評価になるのやら。


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不思議の壁 サントラ

不思議の壁 サントラ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1992/06/24
  • メディア: CD


不思議の壁

ソロ初作品となるインスト集。
冒頭からアラブの民族音楽のようなサウンド
二曲目は殺伐とした電子ピアノの調べ
三曲目は得意のインド音楽と
大方のジョージ・ファンにはスルーされそうな内容だが
いいじゃん!

個人的価値価格700円

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電子音楽の世界

電子音楽の世界

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1997/01/29
  • メディア: CD


電子音楽の世界

レトロ・エレクトロ・アンビエントの秀逸作。
夢中になるとか
大推薦とかではないが、このエレクトロなアブストラクト感、面白い。
最近のエレクトロではこうした作品が繁茂しているが、
その元祖とも言うべき作品なのでは?

アポロからの観測者が月面を彷徨っているかのような
異空間に漂っているSF怪奇譚のような感覚を喚起させる。
人は選ぶが、意外といける
時代に早すぎたのだろう
もしこの作品が受けていたら、
その後のジョージの音楽路線はまったく違った方向にいったのかな?
ジョージは自分の意思と言うより
日和見的に自身の音楽路線、
それは自身の人生そのものを決めてしまっているようにも
見えるけど、どうなんだろう?

個人的価値価格900円

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All Things Must Pass

All Things Must Pass

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 1990/10/17
  • メディア: カセット


All Things Must Pass

さすが名盤
名曲・好曲がズラリ
三枚目は余計と言うかオマケっぽいが、
それも些細なことと感じさせるほど
ヒア・カンズ・ザ・サンあたりに近い路線
大地あるいは神への賛美を高らかに歌い上げ、
しかもキャッチーなメロディーに乗せているのが秀逸

個人的価値価格2800円

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Living in the Material World

Living in the Material World

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 2006/07/03
  • メディア: CD


Living in the material world

アビーロード、オール・・・路線を踏襲
オール・・・ほどではないにしても
全体に高水準

個人的価値価格1000円

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ダーク・ホース

ダーク・ホース

  • アーティスト: ジョージ・ハリスン
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2000/04/26
  • メディア: CD


ダークホース

アジアン(インド?)テイストのジャケ絵が印象的
アップテンポ、力強さ、ロックっぽさが増すもジョージらしさも健在
活気のあるかんじ
変化がうまくいってる点を評価

個人的価値価格1100円

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Extra Texture

Extra Texture

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 1992/01/20
  • メディア: CD


エキストラ・テクスチャー

ジャケットはダサい
情緒的な曲が増えた
this guitar は while my guitar のパクリ?
スローバラード系が多いっぽいが、ややダレる?

個人的価値価格500円

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Thirty Three & 1/3

Thirty Three & 1/3

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 2004/02/06
  • メディア: CD


33 & 1/3

元気な楽曲が増えたが、曲のクオリティーは少々低いかも
そんなに悪くはないが

個人的価値価格600円

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George Harrison

George Harrison

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 2004/02/24
  • メディア: CD


ジョージ・ハリソン

原点回帰?
ジョージらしい優しい感じのサウンド

個人的価値価格800円

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Somewhere in England

Somewhere in England

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 2004/02/09
  • メディア: CD


somewhere in england
楽曲的にイマイチ、いま一つ
つまらん曲が多い

香港ブルースは細野ハーリーで聴いたことがあるのでなつかしい
なんか全体的なコンセプトがありそうで、うまくいってないような

個人的価値価格300円

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ゴーン・トロッポ

ゴーン・トロッポ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン
  • 発売日: 2010/09/15
  • メディア: CD


ゴーン・トロッポ

けっこういい
従来のフォーキーより
バラエティに富んでてあげあげポップ調で楽しい作品
当時の音に影響されたのか?
ちょっと後期のビーチボーイズっぽい?

個人的価値価格1100円

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クラウド・ナイン

クラウド・ナイン

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン
  • 発売日: 2010/09/15
  • メディア: CD


クラウド9

従来のスタイルとかしがらみから突き抜けた感がある
テーマとかトータル性とかあれこれ考えず、好きなものをどんどん入れていった様な
ジョージが生き生きしている、楽しそうに演奏している

個人的価値価格900円

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Brainwashed

Brainwashed

  • アーティスト: ジョージ・ハリスン
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2002/11/18
  • メディア: CD


ブレイン・ウォッシュ

ヴォーカルスタイルを含めて
今までになく
バラエティーがあって楽しめる。

1曲目はすっかりディラン調
3曲目Pisces Fish の低めで平坦なヴォーカル
5曲目での悲しげで切々と歌ったり
ライジング・サンのような、悲しくも美しい曲風が印象に残る。

個人的価値価格900円
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まるで時間がないから、スーパー一言レビュー2011 [音楽感想]

Akron/Family / S/T Ⅱ: The Cosmic Birth And Journey Of Shinju TNT
合いそうで、気の合わないオヤジたち、てなかんじ?
個人的価値価格200円。


Audiofly / Follow My Liebe
プログレッシブテクノ+ダブステップ!
不気味なカタツムリみたいでクセになる。
個人的価値価格1400円。


British Sea Power / Valhalla Dancehal
あんまり聴かなかった。
個人的価値価格300円。


Busy P & Di Mehdi / Ed Banger Records
まずまず楽しい。
個人的価値価格600円。


Death Cab For Cutie / Codes And Keys
ホロ苦さ、甘酸っぱい。
らしくていいんじゃない。
個人的価値価格700円。


Duran Duran / All You Need Is Now
アイドル時代から、ずっと聴いてます。
個人的価値価格800円。


Eccy / Flavor Of Vice EP
ダブステップ+EP。
個人的価値価格600円。


Fleet Foxes / Helplessness Blues
田園度は、ますますUP!
個人的価値価格800円。


Haruomi Hosono / HoSoNoVa
ハーリー元気です。
ハーリー流レイドバック感が素敵。
個人的価値価格1300円。


The Horrors / Skying
前作は個人的年間一位。
本作も悪くはないが・・・。
個人的価値価格600円。


Hotflush Recordings
ダブステップのコンピもの。
個人的価値価格900円。


James Blake
分からん。
まるっきりつまらない。
残念!
個人的価値価格100円。


The Jezabels / Prisoner
女U2 現る!
個人的価値価格800円。


Justice / Audio, Video, Disco
まだあまり聴いてない。
個人的価値価格500円。


Mini Mansions / Mini Mansions
あんまりフィットしなかった。
個人的価値価格400円。


Mogwai / Hardcore Will Never Die
叙情路線?
個人的価値価格400円。


Obrint Pas / Coratge
おもろいかと思ったが、ほとんど聴いてない。
個人的価値価格


Owl City / All Things Bright And
前作よりドリーミーに、前作同様クオリティーは高い。
個人的価値価格700円。


Panic At The Disco / Vices & Virtues
ややオトナのロックになったかな?
個人的価値価格700円。


The Psychic Paramount / Ⅱ
アニコレ+キングクリムゾン!
個人的価値価格1300円。


Radiohead / The King Of Limbs
分からん。
無念。
個人的価値価格100円。


Rafven / Svensk Kultur
試聴の時は面白かった。
個人的価値価格400円。


Ramadanman / Fabriclive56
なぜ買ったのか?
謎。
個人的価値価格300円。


Sleletons / People
だめ。
個人的価値価格200円。


Tycho / Dive
エレクトロニカ系チル・ウェイヴ。
個人的価値価格900円。


TV On The Radio / Nine Types Of Light
作品ごとにつまらなくなっているような。
個人的価値価格200円。


SuperHeavy / SuperHeavy
ミック・ジャガー+デイブ・スチュワート。
個人的価値価格900円。


The Subs Decontrol
またこんなの買ってー。
個人的価値価格600円。


The Bloody Beetroots /
Vitalic とは別の意味で、ロッキンエレクトロ。
個人的価値価格 1000円。

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輝くディスコ・ミュージック~Bob Sinclar & Dimitri from Paris / Knights of the Playboy Mansion [音楽感想]

Bob Sinclar & Dimitri from Paris / Knights of the Playboy Mansion
ボブ・サンクラー & ディミトリ・フロム・パリ / ないつ・オブ・ザ・プレイボーイ・マンション

Dimitri&Bob Sinclar Knights At The Playboy Mansion Mixed by Dimitri From Paris&Bob Sinclar

Dimitri&Bob Sinclar Knights At The Playboy Mansion Mixed by Dimitri From Paris&Bob Sinclar

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: BBQ/Defected
  • 発売日: 2011/04/02
  • メディア: CD


ダンスミュージック定番シリーズ
「Playboy Mansion」で、フレンチディスコシーンの大御所
Dimitri From Paris と Bob Sinclar が、
がっちり手を組んだディスコ・ミックス共演!

自分はロック分野ならまだしも、ダンス方面はまったく疎い。
そんなんでも面白そうなダンスミックス盤が出ると、
つい手を出してしまう。

作品のよさが分からず仕舞いも多いが、
年に1,2枚大当たりが出現する。
本作がまさにそんな今年の大当たり作。
特に Bob Sinclar が担当した DISC2 は、
今年のアルバムの中でダントツに聴いた作品だ。

その内容はボブ自身のトラックもあるが、
70年代から80年代前半に輝いたディスコの
名ナンバーがズラリと並ぶ。

ボブさん曰く
「今の若い世代に70年代ディスコの
よさを知ってもらいたい。」

すいません。
私はちっとも若くありません。
80S世代ですから。
でも、このアルバムを通じて
70Sディスコのカッコよさを初めて知りました。
ソウルフリャーで、R&Bで、輝いています!
教えてくれてサンクスです!

個人的価値価格 2800円。
今年は、ダブステップやらチル・ウェイヴあたりを
追い掛け回してたけど、
本作品やら STILL CORNERS やら VACCINES など
オールド・スタイルを意識した作品に当たりが多かった、
という印象です。

↓F**k the Disco


↓ GOTTA KEEP DANCIN'


↓San Salvador



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コンパクト頂上対決!~THE FIELD / LOOPING STATE OF MIND & GUI BORATTO / III [音楽感想]

THE FIELD / LOOPING STATE OF MIND
ザ・フィールド / ルーピング・ステート・オブ・マインド
GUI BORATTO / III
ギ・ボラット / スリー

Looping State Of Mind

Looping State Of Mind

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: KOMPAKT/OCTAVE-LAB
  • 発売日: 2011/10/19
  • メディア: CD



III + 1

III + 1

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: KOMPAKT/OCTAVE-LAB
  • 発売日: 2011/09/21
  • メディア: CD


ミニマルテクノ名門のドイツ・コンパクト・レーベル。
そのエース格の THE FIELD と GUI BORATTO が、
同時期に新作をリリースしました。
こら、どっちも楽しみや~。
どっちの水があーまいかー。


まず、THE FIELD の 3rd アルバム「LOOPING STATE OF MIND」。
この人のサウンドは確実にミニマルテクノ、
でもロック系のリスナーからも支持されるポップネス、
ミニマル系リスナーからも支持される懐の深さ、
そんなスゴイ特徴がありますが、
そこは今作でもしっかり踏襲されています。
それでいて作品ごとに趣向をガラリと
変えてくるのは、ホトホト感心します。

本作の特徴はなんといっても
有機的でサイケデリックな音つきになったこと。
擬音化すると、ジュァ~ン てな感じのシンセ音で、
ちょっと幻覚感を煽るような
はたまた熱帯雨林を彷徨うな
そんな音つきを前面に出してきた。

最初のうちはイマイチ好きになれなかったが、
と中から慣れて、楽しくなってきた。
とはいえ前作ほどの評価には至らなず、
(てゆうか前作が良すぎ)
個人的価値価格 1100円。



一方の GUI BORATTO の 3rd アルバム「III」。
「ブラジルが生んだテクノジャイアント」なる
キャッチフレーズが印象的だが、
サウンド的にはコンパクト正統派ってかんじの
無機質感たっぷりミニマム・サウンドを展開。
・・・でも欧米勢にはない感性を微妙に感じるような。

特徴的なのは、弦楽器のようなシンセ音。
これが随所に散りばめられて、
音のアクセントととして機能している。
そればかりかサウンド全体に
独特の「ゆらぎ」感を与えている。
そんな「ゆらぎ」にヤラれつつ
その中枢部には冷え切った金属のような
ミニマルテクノ特有の無機質感が
ズシンとそびえ立っている。
そんな音構造は、独特の魅力を発揮しています。
こちらもそこそこ楽しめたので
個人的価値価格 1000円。


どっちも面白かったです。
いい作品です。
でも年間ベスト10入りまでは至らない、
そのくらいの評価です。


・THE FIELD
↓Looping State of Mind


↓Is This Power



・GUI BORATTO
↓Striker


↓The Drill


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汗かきベソかき青春ロック!~THE VIEW / BREAD AND CIRCUSES [音楽感想]

THE VIEW / BREAD AND CIRCUSES
ザ・ビュー / ブレッド・アンド・サーカシーズ

Bread & Circuses

Bread & Circuses

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Import
  • 発売日: 2011/03/15
  • メディア: CD


THE VACCINES、THE STILL CORNERS と
オールド・ロック寄りが続いたけど、
今回のTHE VIEW はどうだろう?
わりかしオールド・ロックっぽい、
70S ぽっい気がするのだが・・・。

本作は「若者の青春汗かきロック」ってところか。
冷やかしてるつもりはないが、
自分の中ではそんなイメージに固定されている。

ただし、そこらの青春ロック連中とは違う。
メロディーセンスが抜群によいのだ。
多くの曲が一度聴けば、すぐに琴線に触れるような
ポップセンス抜群な才能を見せつける
曲がズラリと並ぶ。
これは、そこらのバンドにはできない力量だろう。

ただ、そんな好作連打なのに多くの人が
「前作に比べてポップ化しすぎ」的な
不満を漏らしてる。

自分の場合、これが初めて聞いたTHE VIEW の
作品なので、この手の不満は当然出ないけど、
もし前作に入れ込んでいたら、
やはり不満だったかも知れない。

「前作がよかったから、新作にも同様のモノを期待」は、
当然だし、違った方向になると、
「期待はずれ」→「つまらない」にもよくなる。
良品であってもだ。
「前作期待」が、気持ちの中で余計なのだ。
これは勿体ない話であり、
何かいい解決法はないだろうか?

で、個人的価値価格 800円。



↓Tragic Magic



↓Beautiful


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