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冬のチル・ウェイヴ祭・その4・WASHED OUT / WITHIN AND WITHOUT [音楽感想]

WASHED OUT / WITHIN AND WITHOUT

Within & Without

Within & Without

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Pid
  • 発売日: 2011/07/19
  • メディア: CD


チル・ウェイヴ最重要アーティスト、
ワッシュド・アウトの
待望の 1stアルバムが登場した。
それは今年の夏だったと思う。

大きな期待を寄せつつも、
期待に答える作品というのは、
稀なことはよく知っている。
むしろ期待した分、余計がっかりすることが多い。
そんな期待と不安の中、聴いた。発売日に購入して、
早速、深夜に部屋で聴いた。

チル・ウェイヴというには、
妙に静かと言うか、深いと言うか、
違和感を感じつつも
まあ、こんなもんかなって感想だった。
それで終わると思っていた。

でも3回目に聴いたとき、
このアルバムが大きく変わった。

空一面、薄い雲に覆われた夏の日、
高速道路を運転していた。
広々とした光景の中、このアルバムを聴いた。

そして音も光景も変わった。

限りなく広がる平和的な音、
それなのに何故か、
これ以上近づくことに躊躇いを感じる。
これ以上進んではならない地平線を感じる。

・・・
やがて車を運転していたことに気付いた。
危険だった。
こんな感触は初めてだった。

深いピースフルな音、
それは意識の裏側へつながる
静寂で危険なな回廊。
個人的価値価格 3200円。


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