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ビバ!トロピカリア!~RED HOT + RIO2 [音楽感想]


Red Hot & Rio 2

Red Hot & Rio 2

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Kela - Krossover
  • 発売日: 2011/06/28
  • メディア: CD


エイズ撲滅を目的としたチャリティーコンピ
RED HOT シリーズ。
その中でも特に人気があったのが、
RED HOT+RIO(1996)で、
本作はその第二弾と言うことらしい。
人気が出れば二匹目のドジョウ、
映画でもゲームでもコンピでも第二弾となる訳だ。

この第二弾だが、やけに評判がいいのだ。
レビュアーたちが、こぞって褒め称える。
第一弾を聴いた訳でもないし、
テーマとなっているトロピカリアも全然知らないが、
聴いてみる気になった。

ちなみにトロピカリアというのは、
1960年代後半にブラジルの若者の間で起こった
ヒッピー・ムーブメント / 革新運動のことで、
ロックなどの海外音楽を大胆に取り入れ、
ブラジル音楽界に全く新しい風を吹き込みました。
カラフルでサイケなサウンド、
奇抜な衣装とパフォーマンス、
強いメッセージ性。
時に政府から制裁を受けながらも、
若者たちの圧倒的支持を得、
時を超えて今なお熱狂的愛好家を増やし続けています。
ちなみに 『RED HOT + RIO 2』 に参加している
BECKも熱狂的なトロピカリア・チルドレンとして有名。
(以上、元ネタはHMVからです、すいません)
http://www.hmv.co.jp/news/article/1106090069/


ブラジルといったら、
サンバやボサノヴァくらいしか知らない自分にとって
トロピカリアなるジャンルは初めてだが、
第一印象は・・・イマイチだ。
しかもかなり。
ブラジルって言うと、
勝手にサンバみたい情熱全開ダンスものを
期待してたので、妙に地味でヘンテコなだけに
聴こえてしまった。

そんなギャップがあったものの次第に慣れ、
スルメ的な味わいを堪能するようになった。
トロピカリアには、ポップでキッチュな
独特の味わいがあり、これがクセになってくるのだ。

例えるなら、
表通りを闊歩するのがサンバ勢なら、
トロピカリアは裏通りにある雑貨店の趣がある。
あっちゃこっちゃで楽しい珍味な魅力に溢れている。

個人的価値価格1700円。

二枚組み全部聴くと、2時間20分ほどになる。
こりゃ、長すぎだわ。
ということで、普段は二枚組の中から
お気に入りを10曲ほど厳選して聴いてます。
これで快適にトロピカリアを楽しめますな。

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