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冬のチル・ウェイヴ祭・その2・BLACKBIRD BLACKBIRD / SUMMER HEART [音楽感想]

BLACKBIRD BLACKBIRD / SUMMER HEART

サマー・ハート

サマー・ハート

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: PLANCHA
  • 発売日: 2011/03/02
  • メディア: CD


カリフォルニアはサンフランシスコで活動する若干23歳の
Mikey Sandersによるソロ・プロジェクト
BLACKBIRD BLACKBIRD(以下、BLACKBIRD2)のデビューアルバム !

いかにもチル・ウェイブのブームに
乗っちゃっいました的な桃源郷もしくは
ドリーミーど真ん中なサウンドを展開。

サウンドの特徴は、チル・ウェイヴの中でも
特に強烈なぼんやりホワホワな浮遊感だろう。

例えるなら、
暖かな春の日に思わずうたた寝の図があれば、
本作はそのBGMにピッタリかと。

・・・だけど実の所、個人的には、
期待したほどではなかった。

なんで気に入らないんだろう?
自分なりに分析すると、
原因はそのヴォーカルにあるようだ。

BLACKBIRD2の曲のシンセ音って
一般的なエレポップで使われている
親しみやすい音に近い。
一方、メインヴォーカルとなると、
状況が違っくる。
主メロディーがなく、ファルセットで
ホワンホワンとささやくような
特徴的といえばその通りだが、
イマイチ取っつきにくいヴォーカルばかりになる。

そんなヴォーカルのスタイルが、
どうにも歯痒く、もの足りなく感じる。
この辺が好みの分かれ目になるのでは?
気に入ったら、カンチャンずっぽりなんだろう。
個人的価値価格400円。

↓PURE


↓Summer Heart


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